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香港金融・投資視察 弁護士 宮本 裕将

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ときどき趣味は何ですかと尋ねられることがあります。
ゴルフがシングルだとか、釣りが好きで何度も大物を釣り上げた実績があるなどと言うと言いやすいのですが、そんなに自慢できることもないので、返答に窮していました。

 

しかし、テレビや雑誌などで著名人や財界の方など、趣味は「旅行」「読書」など答えられる方も多いので、最近はそのように答えています。
旅行は、若いときから好きでしたので、貧乏旅行で国内や海外に出かけたりしていました。数年前に経緯があり、旅行会社の設立に関与し、現在その会社は「ワールドトリップ」の名称で、長岡本社、新潟営業所で大手の会社で実績を積んだ方々が運営をしています。新潟営業所は当事務所のビルの2階にあり、国内、海外旅行、ホテルやチケットの手配、相談など幅広くお客様の対応をさせていただいたおります。

 

私自身は、海外に出かける際は何らか業務、事業に役立つ知識や情報、経験を得ることを目的とするようにしています。最近では、先月末に香港に出かけました。金融ツアーと言うことで、香港の銀行に口座を作ること、香港の金融関係の投資信託買い付けなど長期投資に関するセミナー参加などを目的とするものです。

 

事前に得ていた情報では、香港の銀行で口座を作ることは、大きな経済変動に備えてのリスク分散、為替リスクの回避など、様々なメリットがあると説明されています。また香港で契約すれば、日本にいては購入できない様々な金融商品に投資する機会が得られるとのことでした。

 

銀行口座を作るには、以前は、日本の免許証とパスポートの提示でなんとか作れたという話も聞いていましたが、サポートしてくれる会社の事前の指導で、国際免許証を用意するようにとも言われていました。しかし、結局、作れないまま出発することになってしまいました。

 

国際免許証は日本の免許証があれば、写真など必要資料を用意して、運転免許センターに行けば短時間でできると言うことでした。私は免許の更新のときと同様、日曜日でも手続きができるのではと軽信し、出発の前日の日曜日にでも行けばいいと思っておりましたが、その前日の土曜日にインターネットで確認したら、国際免許証の手続きは原則、日曜日は行っていないと言うことがわかりました。そこで、日本の免許証とパスポートでなんとかなるのではないかと「出たとこ勝負」のつもりで出発しました。

 

新潟空港から仁川経由で香港に到着したその日は夕食会がありました。翌日、朝から我々をサポートしてくれる会社事務所に行き、説明を受けました。この会社は香港での業務経験も長い日本人の方々が経営しており、様々な説明をしてくれました。

 

そして、そのスタッフの同行の下、香港の最大規模の銀行で口座を作るべく、まずその銀行の支店の一つに行きましたが、私は国際免許証がないことで断られ、次に行った支店でも同様に断られました。

 

最後、本店ならと言うことで、その銀行の香港の本店に行き、サポート会社の人も交えて交渉し、なんとか口座を作ることができました。国際免許証を用意していった人たちは支店で簡単に作ることができたと言うことでした。その銀行の本店は現在はイギリスにあるそうです。

 

さらに、そのサポート会社で金融、資産形成、投資に関する講義を受けたり、投資顧問会社を訪問し、情報を得た上で、納得すればその日に投資信託の契約等を締結できるというものでした。月々の投資金はクレジットカードを利用して払い込むこともできると言うことでした。

 

一昨年から円安が進んでいるわけですが、我々が香港に行く少し前から、さらに急激な円安に進んでいた時期でしたので、短期的に考えると、時期が悪いようにも思われましたが、まだ、さらに円安が進む可能性もありますし、5年~25年という長期投資の感覚で、月々少しずつ積み立て、適切な運用を委託することで、長い目で見て、相当の成果が上がることが期待できるという説明でした。その後、マカオも見学し、深圳のLED照明の工場の見学など体験し、帰国いたしました。

 

以前から、香港の行政長官の選挙等に関連し、住民と行政府の対立の深刻化が懸念されているとの報道もあり、不安もありましたので、滞在中、現地の日本人の方にその辺の質問をしたりしましたがグローバルに見て、心配はいらないと言う方が大半でした。我々の滞在中は特に騒ぎはありませんでしたが、帰国後、香港で大規模なデモが発生したとの報道がさかんに行われております。

 

今後の推移を見守りながらも、大きなリスクはとらないよう慎重に、しかし様々な情報を収集分析しながら、行動もしていきたいと考えています。

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