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FP3級に合格しました!  弁護士 江畑 博之

 
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FP(ファイナンシャル・プランナー)とは、顧客から、収支や負債、家族構成、資産状況などの情報を聞きとり、それを基に教育や老後などのライフプランニング(人生設計)に即した資金計画やアドバイスを行う職に就く者を言います。

FPとしての能力を有している者と認められている国家資格として、ファイナンシャル・プランニング技能士というものがあります。この資格を取得するためには、日本FP協会か試験に合格する必要があります。

私がFPに興味を持ったのは、保険について勉強してみたいと思ったことがきっかけでした。
ただ、調べてみると、FPが取り扱う分野には、相続や事業承継等、弁護士として取り扱う業務も含まれていることが分かりました。

FPの勉強をすることで、興味のある保険の知識を取得できるだけではなく、仕事にも活かせる可能性があると思い、ファイナンシャル・プランニング技能士の資格取得に向けて勉強することにしました。

ファイナンシャル・プランニング技能士の試験範囲は、保険だけではなく、年金、金融資産の運用(株式や信託等)、税金、不動産等多岐に渡ります。
私にとっては、これまで勉強したことがない分野が多く含まれていたため、最初に参考書を読んだ時は全然頭に入ってきませんでした。

ファイナンシャル・プランニング技能検定は1級から3級までありますが、私が受験した3級は最も難易度が低いものです。

インターネットで検索すると、3級は1週間あれば簡単に合格できると記載されているサイトもありました。
ですので、私も最初は楽勝だろうと少しなめていたいのですが、実際に勉強を始めてみると、本当に合格できるのか、不安に思えてきました。

参考書を読んである程度覚えた気になっていても、数日後に読み返すとほとんど覚えていないことに気付き、不安は更に大きくなりました。

試験前日までこのような状態でしたが、最後はもうやるしかないと開き直り、試験前日に問題集を繰り返し解いて、試験を受けました。

試験を受けたのは、司法修習生の卒業試験と言われる司法修習生考試(我々の業界では二回試験と言います)以来でしたので少し緊張しましたが、何とか無事に終えることができました。

そして先日、合格証書が届きました。試験後に自己採点をして大丈夫だろうと思っていたのですが、合格証書が届き、ホッとしました。

3級は無事に合格することができましたが、上述したとおり、3級は最も難易度が低いものですので、今後は2級合格を目指して勉強しようと思います。

 

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