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遺産分割の「審判」について

質 問

遺産分割の調停を申し立てたのですが、相手方が出席しません。調停委員の方から「この状態が続くのであれば、審判に移行する」旨の説明をうけました。今後はどのような流れになりますか。

回 答

遺産分割調停から遺産分割審判に移行した場合、まず裁判所から調停の申立人や相手方に対して、意見や考え方を聞く機会があります。
裁判所に行って話す場合もあれば、家庭裁判所の調査官という方から聴き取りがある場合もありますし、書面で照会を受ける場合もあります。また、裁判所は、審判をするにあたって調査が必要な書面等をチェックします(事実の調査)。
後日、家庭裁判所から審判手続期日が指定され、当事者へ連絡が来ます。裁判所から書面の提出を求められることもありますが、この事務連絡に対しては適切に対応をしてください。そして指定された期日に出席します。

審判は、私の希望がとおりますか?
美咲総合法律税務事務所
審判では、必ず自分の希望がかなうとは限りません。もし主張があるのであれば、きちんと証拠などを提出してください。
審判を欠席した場合はどうなるのでしょうか?
美咲総合法律税務事務所
裁判所に主張を考慮されずに審判が下されます。あなたにとっては不利益になる可能性もあります。相手側がきちんと書面を提出し、期日に出席して主張をしている場合、その主張がおかしいと思っても、それを指摘しなければ、裁判所はそのまま審判をくだすことも考えられるのです。
ここまでお話しを聞くととても自分一人では対応が難しいのかなと思うのですが、どうしたらいいでしょうか?
美咲総合法律税務事務所
相続は専門的な知識が必要となりますから、まず弁護士に相談されてはいかがでしょうか。弁護士に依頼をすれば、その弁護士が代理人として審判に同行できますし、また、書面の作成や証拠の選別なども相談できます。
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小林 塁

新潟市出身。遺産分割等の紛争案件や遺言等の生前対策に注力している。 一般の方向け、保険代理店向けセミナー実績多数。 家族信託専門士の資格も保有。

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