HOME > Articles by: 小林 塁

【解決事例】遺産分割協議 多数の相続人と協議をした事例

事案の概要 本件は、相談者の方が不動産(建物)について、法定相続分に相当する持ち分ではなく、全体の持分の取得を希望した事案です。 特殊な点は、遺産である不動産に土地は含まれず、建物だけが遺産となっているということです。 当事務所の対応 遺産である不動産に土地が含まれる場合、一般に土地には価値がありますから、単独での取得は難しい(あるいは単独で取得するとしても、一定額のお金を支払いをする 続きを読む

【解決事例】法定相続分の一部を早期に取得した事例

事案の概要 相続人の一人の方が遺産を全て取得しようと考え、依頼者への法定相続分での配分を拒否した事案です。 この事案では、その一人の相続人の方も遺産を依頼者に配分しなければならないことは分かっており、他方で依頼者も必ずしも法定相続分どおり取得したいとまでは、考えていなかった事案です。 当事務所の活動 一般的には、遺産分割で紛争になってしまった場合には、弁護士としては遺産分割の交渉事件と 続きを読む

【解決事例】公正証書遺言(予備的遺言)の作成を行った事例

事案の概要 お亡くなりになった方が、遺言等を残していなければ、その方の遺産は法定相続分に従い、各相続人に相続されます。 この方の場合は、法定相続分による相続よりも、自身により近しく、寄り添ってくれた相続人に遺産を取得させることを希望され、当事務所にご相談にいらっしゃいました。   当事務所の活動 当事務所では公正証書遺言の作成をサポートしました。 この方は、遺産を 続きを読む

【解決事例】公正証書遺言の作成を行った事例

事案の概要 以前に相続で紛争となった方で、ご自身の相続の際には紛争になってほしくないことから、当事務所に遺言書の作成を依頼されました。 この方の場合、子どものうちの一人にすべてを相続させるという内容を希望していました。   当事務所の活動 自筆証書遺言の場合、お亡くなりになった後に、家庭裁判所に遺言を提出し、検認という手続をしなければなりません。その申立てを行うのは一つ 続きを読む

【解決事例 相続放棄】相続放棄期間経過後に相続放棄の申し立てをして、認められた事例

依頼者の父親が亡くなり、依頼者は父親の相続人として、父親の通帳等を管理していました。父親が亡くなって約半年が経過してから、突然、父親の債権者という金融機関から、父親の借入金数千万円を請求する書面が届きました。 相続放棄が認められるのは、相続を開始したことを知ってから3か月以内です。しかし、依頼者が父親の債務の存在を知った時には、既に父親の相続放棄ができる期間(3か月)は経過していました。そこで、 続きを読む

【解決事例 遺産分割】海外在住の依頼者から依頼を受け、不動産等を売却した事案

依頼者は海外に在住で会ったところ、新潟県内に住む父親が亡くなり、相続が発生しました。遺産としては、父親名義の不動産と預貯金等がありましたが、住宅ローンが残っていたため、支払いが滞った状態となっていました。 父親は、遺言書を作成せずに亡くなったため、預貯金を解約するにしても、不動産を売却するにしても、相続人全員の合意が必要となりました。しかしながら、相続人らの中で意見が異なることや、依頼者が海外に 続きを読む

【解決事例】相続人3名から依頼を受け、代理で相続放棄の申述を行った事例

依頼者属性 50代男性、30代男性、30代女性 事案の概要 被相続人には配偶者の他、子供がいましたが、子供は全員放棄していました。 依頼者は被相続人の兄弟、甥、姪でした。 当初は、被相続人の負債をその配偶者がどのように返済すればよいのかという相談でしたが、被相続人の子供全員が相続放棄したことから、依頼者も相続人となることが判明しました。 弁護士の対応 相続放棄の依頼を受け、必要な戸籍等 続きを読む

【解決事例】遺産分割調停において、預金の取引履歴(払出伝票等)を調査を行い、相手方が受領した生前贈与が認められ、獲得額の増額に成功した事例

ご依頼の内容 依頼者の父が亡くなり、他の相続人と遺産分割協議で対立したため、その協議を任せたいとのことで当事務所にご依頼をされました。 依頼者の方と相手方(兄)とは生前から関係性が不良で、兄が被相続人から請けていた生前贈与を否定していたことから、遺産分割協議が難航していました。 弁護士が行った活動 生前贈与について、依頼者において生前贈与を立証できるだけの確実な資料を持ち合わせていませ 続きを読む

【解決事例】遺産分割協議において、不動産等は承継せず、現金と預貯金等の流動資産を獲得することに成功した事例

ご依頼の内容 依頼者の父が亡くなり、他の相続人と遺産分割協議で対立したため、当事務所に依頼されました。ご実家の不動産の処理もあり、遺産分割協議が難航していました。 弁護士が行った活動 当事務所がご依頼いただく前は、依頼者の方と相手方が直接協議してましたが、専門家が関与していなかったため、相続財産の内容がやや不明確なところがありました。そこで、まず当事務所では相続財産内容を調査し、相続財産 続きを読む

【解決事例】相続人・相続財産調査のご依頼をいただき、債務等を調査した事例

ご依頼の内容 個人事業をされていたお父様がお亡くなりになられ、借金などの状況がわからなかったことから、相続放棄をするかどうか判断する資料を収集したいというご要望を受け、相続人・相続財産調査のご依頼をいただきました。 弁護士が行った活動 まず、相続人調査を行うため、戸籍謄本等の取得に着手しました。相続人を調べるためには、亡くなられた方の出生から死亡までの戸籍のほか、必要な範囲での戸籍取得が必要 続きを読む