HOME > Articles by: 小林 塁

相続人が全員相続放棄をしつつ、被相続人の自宅内の動産類を処分することができた事例

事案の概要 被相続人(父)が亡くなられて、相続人(子)の方からのご依頼です。 被相続人が生前に借金をしていたことがわかりました。 他方で、被相続人が住んでいた自宅土地建物の名義が相続人の一人であったことから、今後どのような対応が必要なのかわからないということでご依頼をいただきました。 弁護士の活動内容 まず、相続人の方には相続放棄の手続きをとりました。被相続人には目ぼしい資産はなく、他方 続きを読む

賃借人(株式会社)の代表取締役が死亡し、賃借人の誰も明渡に協力しない中で、テナントの明渡を実現した事例

事案の概要 賃貸物件のオーナー様からのご依頼でした。 テナントで貸していた物件について、賃借人(株式会社)の代表取締役が死亡しました。テナント内には什器備品など多数の動産類が残されたままになっていました。当然、家賃も支払われません。実質的にはこの代表一人の株式会社でしたので、会社の営業が停止し、テナントを明け渡してもらうことができない状態でした。 オーナー様から、今後どのような対応が必要なの 続きを読む

遺産分割調停で被相続人が保有していた自社株式(非上場株式)を後継者が全て取得して、経営権を維持することができた事例

事案の概要 株式会社の代表(創業者)がお亡くなりになり、その後継者である方からのご依頼でした。 自社株の大半を被相続人が保有していたため、自社株が相続財産となってしまいました。後継者以外の相続人は会社経営に関与しておらず、後継者としては何とかして自社株を確保する必要がありました。 しかし、他の相続人は、後継者が自社株を取得するにあたり、多額の金銭の支払いを要求してきたことから、当事務所にご依 続きを読む

入院されている方の財産管理のため成年後見人の申立てを行った事例

事案の概要 お一人暮らしの方で、ご病気により入院せざるを得なくなりました。親族が財産管理に部分的に協力してくれていたものの、今後の対応は難しいとのことで、病院からお話をいただき、成年後見人の申立てについてご依頼を受けることになりました。 弁護士の活動内容 ご本人様の戸籍等を取得して、家族関係の調査を行いました。 また、入院されている病院の医師や相談員、地域包括支援センター担当者の方と連携を 続きを読む

相続・信託セミナーを開催しました!

9月22日に、メディアシップナレッジルームにて相続・信託セミナーを開催しました。 当日は定員を超える35名の方にご参加いただきました。 今後もこのようなセミナーを開催していきますので、興味のある方は遠慮なくお問合せください。 続きを読む

【2023年度】夏期休業・お問い合わせ受付のお知らせ

平素は格別のお引立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 誠に勝手ながら、以下の期間をゴールデンウィーク休業とさせていただきます。 ◆夏期休業期間 2023年8月11日(金)~ 8月15日(火)休業 2023年8月16日(水)~ 通常営業 ◆法律相談・お問い合わせの予約について 24時間受け付けさせていただいております。 下記よりご予約くださいませ。 続きを読む

特別縁故者-特別縁故者として、被相続人の財産から7000万円の財産分与を受けた事例

依頼者属性 70代 男性 会社員   事案の概要 依頼者は、近所に住む親戚の被相続人と仲が良く、医療機関への送迎や福祉施設との契約にあたって身元引受人になる等の交流がありました。 被相続人は多額の財産を所有していましたが、配偶者や子供もおらず、また兄弟もいませんでした。 被相続人は生前、依頼者に対し、自分が亡くなったら自分の財産全てをあげるので受け取ってほしいと話し 続きを読む

遺留分-交渉にて遺留分侵害額の満額の支払いを受けた事案

事案の概要 被相続人には、3名の子がおり、2名が依頼者、残りの1名が相手方でした。 被相続人は遺言を残しており、依頼者らにも一部遺産を相続させる内容のものでしたが、 それで遺留分に足りるものかと不安に思い、当事務所にご相談にいらっしゃいました。 当事務所の活動 当事務所にて遺産の調査を行い、遺留分侵害額を算定したところ、被相続人の遺言は 依頼者らの遺留分を侵害するものでした。そこで、相 続きを読む

遺産分割協議-交渉にて法定相続分に相当する金銭の支払いを受けた事例

事案の概要 本件は、母が異なる兄弟が亡くなり、ご依頼者がその相続人となったという事案です。 被相続人には、ご依頼者よりも近しい兄弟がおり、その方が遺産の大部分を取得することをご依頼者に対して、主張してきたという事案です。 ご相談をお受けする段階で、既に相手方には代理人弁護士がついておりました。   当事務所の対応 本来、各相続人は法定相続分に相当する遺産を取得でき 続きを読む

遺産分割協議-親子間の遺産分割の事例

事案の概要 本件は、母が死亡した後、父と子の間で母の遺産分割について紛争となってしまった事案です。 もともと父としては、遺産分割については円満な協議ができると考えておりましたが、ちょっとしたボタンの掛け違いから、子と連絡が取れなくなってしまい、子から遺産分割調停の申し立てがされた事案です。   当事務所の対応 遺産分割調停となってしまいましたが、もともと両者の間には感情 続きを読む