HOME > Articles by: 小林 塁

不当利得-預金の使い込みをした相続人から返還を受けた事例

相続の争いの際に、相続人の一部からよく出てくる話として、被相続人が生前、相当高額の現金を持っていた、それも大半残っているはずだと言うような言い分があります。 このような場合、被相続人と同居していたか、あるいは老後の世話をしたり、お金の管理をしていた他の相続人に問い合わせてもそんな大金はないと言われることが大半です。 また調査しても明確な証拠は見つからないことがほとんどです。被相続人が生 続きを読む

相続税-土地境界の確定による相続税の更正をした事例

だいぶ以前に担当した案件ですが、遺産の一部の土地の隣地との境界がはっきりしていなかった事例がありました。 すでに相続税の申告は終わっており、他の税理士さんが登記簿やその他の公的資料等から計算して、申告書を作成され提出したとのことでした。 そのような状況下で当事務所にその土地の境界を明確にしておきたいと言う依頼がありました。 こちらで調査したり、経緯を聞くと、隣 続きを読む

被相続人に子供さんがいないケースの相続

被相続人に子供さんがいないケースも往々にしてあります。 法律では、その場合、親か親が死亡していていないときは兄弟も相続人になります。   この辺の相続関係は民法の相続法の基本ではありますが、一般に知識として知られていないようにも思われます。 そのため生前に手を打つことなく、推移してしまって、いざ相続と言うときに兄弟から相続権を主張され、 続きを読む