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FP2級に合格しました! 弁護士 江畑博之

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 昨年10月にFP(ファイナンシャル・プランナー)3級試験に合格したことをご報告させていただきましたが、今年の1月、FP2級試験を受験しました。前回の試験から期間を空けずに受験したのは、FP3級試験の際に覚えた知識を忘れない内に2級試験も受験した方が良いと思ったからです。

以前もお伝えしましたが、FPは1級から3級まであり、3級が最も難易度が低く、2級、1級と級が上がっていく程、難易度が高くなります。

私が3級試験に合格した時の3級の合格率は、学科、実技とも約7割でしたが、同時期に行われた2級試験の合格率は、学科が約3割、実技も5割以下ですので、合格率だけ見ても2級試験の難易度が高いことが分かります。

今回も3級の時と同様に、参考書と問題集を購入し、独学で勉強することにしました。

2級と3級は、試験範囲は同じですが、2級試験は源泉徴収票や会社四季報の読み取り等、具体的な計算問題への対応が必要となります。

また、実技試験については、3級が択一であったのに対し、2級は記述式となるため、問題の内容をきちんと理解しないと正解できません。

いざ問題を解いてみると、学科の方は、3級受験の際に覚えた知識もあり、ある程度は回答することはできました。
しかし、実技の計算問題については、計算式自体は分かっているものの、その計算式に、問題文に記載されているどの数字を入れればよいのかが分からず、苦戦しました。

計算問題に対応するには、反復継続して問題を解くしかないと思い、分からない点を中心に問題集を何度も解き、試験当日を迎えました。

昨年受験した3級試験は、久しぶりの試験だったこともあり少し緊張しましたが、今回は3級試験からそれほど期間が空いていなかったこともあって、それほど緊張せず受験できました。問題は3級と比べると難しかったですが、問題集の繰り返しで身に付いた知識を踏まえて、ある程度は確信をもって回答することができました。

試験後に自己採点したところ、合格基準はクリアしていたので大丈夫とは思いましたが、合格証書が手元に届くまでは不安でした。そして先日、無事に合格証書が届いたので、ホッとしました。

2級に合格したら次は1級ということになりますが、1級は2級合格のみで受験できるものではなく、FP業務に関する1年以上の実務経験が必要となります。この実務経験については、一般社団法人金融財政事情研究会のHPによれば、弁護士で資産に関する相談業務に従事していれば、「実務経験を有する者」といえるとのことです。

私自身、遺産分割事件等で不動産や株式等の資産に関する相談を受けることはあるので、実務経験の問題はクリアできるかもしれません。

ただ、試験勉強に少し疲れたので、しばらく試験はお休みとし、時機を見て1級試験を受験しようと思います。

 

 

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