遺言書作成-字が書けない方について公正証書遺言を作成した
ある依頼者から遺言を作成したいとの依頼がありました。
相談時には依頼者の方は入院されており、字が書けない状況であったこと等から、遺言の方式としては公正証書遺言を選択することにしました。
当事務所の方で公証役場に連絡をとり、依頼者が希望する遺言内容を伝え、公正証書遺言を作成しました。依頼者からは、当事務所に遺言執行者として選任してほしいとの要望もあったため、その旨の条項も遺言に加えました。
それからしばらくして依頼者の方はお亡くなりになりました。
当事務所が遺言執行者として選任後すぐに相続人に連絡をとり、相続人の方で依頼者のために立替えた費用を精算する等した後、遺言内容どおりに執行を完了しました。
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小林 塁
新潟市立山潟中学校卒業
新潟県立新潟高等学校卒業
新潟大学法学部卒業
東北大学法科大学院卒業
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