遺産分割-弁護士の交渉により、自宅の土地建物を相続でき、早期に解決できた事例
分野:遺産分割
依頼者: 70代 被相続人の子ども複数名
トラブル相手:被相続人の子2名
遺産の種類:不動産(自宅の土地建物)、預金
遺産額:約700万円
エリア:新潟市内
事案の概要
依頼者の方は、被相続人の生前に同居していました。
今回相手方となる子(依頼者の兄弟姉妹)が、相続財産について取り分を強く主張してきました。依頼者の方は自宅の土地建物を守りたいという想いから、当事務所にご依頼されました。
交渉の経過
まず、財産状況全体を把握するため、各金融機関に取引履歴と残高証明の取付を行いました。
その後、財産状況について相手方にきちんと開示をし、分割案を提示しました。もともとは生前贈与などを相手方は主張してきましたが、当事務所が介入してから、要求が落ち着きました。
結果
生前贈与の分を考慮することなく、当方が土地建物を相続する内容で遺産を分割が成立しました。
その後、当事務所が提携する司法書士にバトンタッチし、不動産登記を速やかに行いました。
当事務所がご依頼いただいてから約2カ月という短期間で解決することができました。
担当弁護士の所感
自宅土地建物を守るという目標をクリアすることができ、とてもよかったです。
兄弟姉妹の相続争いは、早い段階で弁護士が関与しないと長期化することがあります。なるべく早い段階でのご相談をおすすめします。
(担当弁護士 五十嵐勇)
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五十嵐 勇

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