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【解決事例】相続人が対立することが予想されたため、弊所で公正証書遺言の作成をサポートし、相続発生後に遺言執行者として預貯金等の解約を行った事案

事案の概要

会社に関する紛争があり、会社の代表者から裁判の依頼を受けていました。その代表者から、ご自身の相続で揉めそうだというご相談がり、遺言書の作成を提案したところ、公正証書遺言を作成することになりました。

弁護士法人美咲の活動内容

依頼者の財産を調査するとともに、戸籍謄本等を取得して推定相続人の調査を行いました。その調査結果をもとに、依頼者と財産の分け方を話し合いました。その結果、遺留分に配慮しつつ、自宅を承継させる相続人、財産を少なく渡す相続人などを分け、その説明を付言事項に載せました。
公証人役場とのやり取りは全て弊所で行い、遺言書の内容を公証人と調整しました。日程調整を行った上で、依頼者とともに公証人役場に同行し、公正証書遺言を作成しました。
この遺言書作成から数年後、依頼者の方がお亡くなりになりました。相続人が対立することを予想していましたので、作成した遺言書の中で遺言執行者を弊所にすることを指定していました。
そのため、遺言執行者として預貯金の解約等を行い、遺言にしたがって相続人に分配し、遺言執行者としての業務を完了しました。

担当弁護士の所感

遺言書が相続の対立を防ぐためには有益です。弊所では遺言書の内容をどのようにすればいいかという点から作成をサポートいたしますので、安心してご相談ください。(担当弁護士 五十嵐勇)

掲載日:2025年12月26日

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