遺産分割協議-弁護士が交渉し、疎遠となっていた相続人と遺産分割協議が成立した事案
依頼者:40代 被相続人の子
トラブル相手:被相続人の子(依頼者の兄弟姉妹)
遺産の種類:不動産、預貯金、有価証券など
遺産額:約1000万円
エリア:新潟県内
事案の概要
親の死亡により相続が発生しました。相続人は子3人です。親の離婚をきっかけに数十年から兄弟姉妹間で連絡はとっておらず、疎遠となっていました。
親の死亡をきっかけに連絡が届きましたが、これまでの家族間の経緯等もあり、当事務所にご依頼されました。
交渉の経過と結果
まず、被相続人の生活実態がほとんどわからなかったため、自宅の登記簿謄本の取得や近隣の金融機関等に照会をかけて相続財産の調査を行いました。
その上で、相手方の要望を聴き取り、相続財産の内容等を加味して、遺産分割協議が成立しました。
担当弁護士の所感
被相続人の生前の生活実態が不明であることから、財産調査が難航しましたが、相手方と丁寧にやり取りをすることで、無事、遺産分割協議を成立させることができました。
疎遠な親族との連絡は心理的に抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますので、同じような相続のお悩みをお持ちの方は、気軽にご相談いただければと思います(担当 五十嵐勇)
The following two tabs change content below.

五十嵐 勇

最新記事 by 五十嵐 勇 (全て見る)
- 遺産分割協議-弁護士が交渉し、疎遠となっていた相続人と遺産分割協議が成立した事案 - 2月 8, 2022
- 遺産分割協議-弁護士の交渉により、疎遠な相続人と早期に遺産分割協議が成立した事案 - 2月 4, 2022
- 遺産分割調停-弁護士が調停を申し立て、多数の県外在住の相続人と遺産分割調停が成立した事案 - 2月 4, 2022
関連記事はこちら
- 遺産分割調停-調査の結果、相手方が被相続人から生前贈与を受けていることが判明したため、贈与分を相手方の特別受益として遺産分割を行った事例
- 遺産分割協議-遺産調査を速やかに行い、早期に解決できた事例
- 使途不明金-相続人から被相続人の預金に使途不明金があるとして、その返還請求をされた事例
- 遺産分割協議-弁護士の交渉により、疎遠な相続人と早期に遺産分割協議が成立した事案
- 遺産分割調停-弁護士が調停を申し立て、多数の県外在住の相続人と遺産分割調停が成立した事案
- 遺産分割調停-代償金を支払うことなく遺産を全て取得できた事例
- 遺産分割-弁護士の交渉により、自宅の土地建物を相続でき、早期に解決できた事例
- 遺産分割交渉-使途不明金が問題になったが、交渉で早期に解決できた事案
- 遺産分割調停-不動産を取得する代わりに支払う代償金の支払方法が問題となった事例
- 遺産分割協議ー遺産内容を相手方に丁寧に説明し納得してもらい、早期に解決できた事例
- 遺産分割調停-不動産を取得する代わりに支払う代償金の支払方法が問題となった事例
- 遺産分割協議-感情的対立がある場合に交渉により解決した事例
- 遺留分-訴訟にて遺留分侵害額に相当する約600万円の支払いを受けた事例
- 遺産分割協議-高額な特別受益について、交渉で勝ち取った事例
- 遺産分割調停-生命保険の受取人変更、不動産評価が問題となった事例
- 遺産分割協議-相続財産調査後、交渉により解決した事例
- 遺産分割協議-双方代理人関与のもと交渉により解決した事例
- 遺留分-感情的対立がある場合に交渉により解決した事例
- 遺言書作成-依頼者の希望に添った公正証書遺言を作成した事例
- 遺留分-使途不明金がある事案について約280万円増額した事例
- 遺言書作成-相続紛争を避けるために公正証書遺言を作成した事例
- 遺言書作成-子の生活に配慮した公正証書遺言を作成した事例
- 遺産分割協議-交渉により早期に遺産分割協議を成立させた事例
- 遺産分割協議-相続人調査と遺産分割協議書の作成を行った事例
- 遺留分-遺留分侵害額に相当する約600万円の支払いを受けた事例
- 遺言書作成-字が書けない方について公正証書遺言を作成した
- 死因贈与-死因贈与契約を立証し、預金の払い戻しを受けた事例
- 不当利得-預金の使い込みをした相続人から返還を受けた事例
- 相続税-土地境界の確定による相続税の更正をした事例